クマは森で用を足しますか?

アウトプットは重要です。

ISO/IEC 7816

eSIM が無ければ Pixel 4 を潰せばいいじゃない

リムーバブルな eSIM が手に入らない eSIM にコマンドを送りたくなること、ありますよね。4FF/nano カードタイプのいわゆるリムーバブルな eSIM を入手し、PC/SC インターフェースを通して ES10x のコマンドを送ることができればと考えたんですけど、そもそ…

BER-TLV クラスを Kotlin で書いてみる

仕様のおさらい T (タグ) フィールドは 3 バイトまで ITU-T X.690 や ISO/IEC 8825-1 の規定では T/L/V 各フィールドの長さに関する自由度が高く、著しく長いタグやデータ長を表現することも可能です。ISO/IEC 7816 の現在の運用ではタグの長さを 3 バイトま…

Continuation による AssertionError で MockK に乗り換える

Repository 以下はだいたいこんな感じ 他の人が書かれた Kotlin のコードを見ながら、適当にそれらしく書いてみています。そんな調子でもそこそこちゃんと動いてくれるので、Kotlin の基礎みたいなところを全く習得できていないような気はします。Android の…

APDU コマンド出ました

今回は学習目的で「しっかりテストコードを書く」と決めて始めてしまったので、ちょっとしたことを実現するだけでもとても時間がかかります。おかげで、Kotlin の超基本的な文法みたいなところはちょっと書き慣れてきたような気がしないでもないです。 MF を…

APDU コマンドクラスを Kotlin で書いてみる

業務では使っていない Kotlin にはまだどうにも馴染めないでいるのですが、使わないままだとずっと馴染むことができません。ということで、今回 Kotlin を練習する目的で書いてみたのは、普段から Android での取り扱いが心地よくない APDU コマンドです。 A…

Android は APDU の送受信を制限しなくていいのに

Android と SIM カードとの間で APDU コマンドの送受信を実行しようと思うと、通常は下記のどちらかの公開 API を利用することになると思います。しかし、一般のアプリ開発者にとってはそのどちらも使いにくい、と言うか著しく自由度の低いものになっていま…

OMAPI/ACテスト用アプレットはこれで完成(のつもり)

自作のJava Cardアプレットをインストール可能な珍しいSIMカード、OSMOCOMコミュニティーのsysmoUSIM-SJS1 4FFを使ってAndroid Secure Element CTS仕様のアプレットを作る件、今回の変更でひとまず完成ということで良いのではないかと思います。テスト仕様に…

論理チャネルを開くときにP2値を割愛するケース

Android Secure Element CTSページのOpen Mobile API関連の記述について言えば、これまでの対応でカバーできていないのは、おそらく下記の件のみではないでしょうか。 a. 0xA000000476416E64726F696443545331 ... vi. The applet should return success stat…

各種警告系ステータスワードの返却

ターミナルとカードの間で行われるAPDUコマンドのやり取りには、当然ながらカードOSが介在します。ふと見つけてドイツから個人輸入したsysmoUSIM-SJS1 4FFですが、カードOSの制限事項のようなもの、例えばカードOSが通過を許してくれないクラスバイトやイン…

Case 2コマンドやCase 4コマンドへの長いデータの応答

Android Secure Element CTSに使えるSIMカードをsysmoUSIM-SJS1 4FFで作ってみる件、次はOmapiTest.testSegmentedResponseTransmit()です。 testSegmentedResponseTransmit()が期待する動作 テストコードによると、セキュアエレメントから返ってくるデータの…